老人ホーム入居を機に持ち家を売却する際の注意点

老人ホーム入居を機に持ち家を売却する際の注意点(アリスの会 / 任意後見・身元保証 / 名古屋) 不動産

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老人ホームに入居するため、または資金を確保するために自宅を売却するという選択をする人は少なくありません。
しかし、売却を検討する際には、いくつかの重要な点を検討する必要があります。

今回は、老人ホーム入居前の持ち家売却についての注意点をお伝えしていきます。

持ち家売却に関する注意点

1. 評価価格と市場価格の確認

市場価格とは、同様の物件がどの程度の価格で売買されているかを示します。
一方、評価価格とは専門家が不動産の価値を評価した結果です。
市場価格と評価価格は必ずしも一致しないため、自宅の売却を検討する際は両方の価格を確認することが重要です。

2. 時期の選定

不動産の売却は時期によって価格が大きく変動する可能性があります。
そのため、売却のタイミングを適切に選定することが大切です。

3. 資金計画の見直し

自宅を売却した資金が老人ホームの入居費用や生活費にどの程度対応できるのか事前に把握しておくことが重要です。
また、その他の費用や将来的な医療費なども考慮に入れ、十分な資金計画を立てておく必要があります。

4. 税金の計算

不動産売却には固定資産税や所得税など、様々な税金がかかるため、その計算をしておくことが必要です。
また、税金を節約するための方法も存在するため、専門家と相談してみると良いでしょう。

5. 専門家との相談

不動産売却は専門的な知識を必要とします。
そのため、不動産の売買に詳しい専門家や税務専門家と相談することをお勧めします。
自分で全部を判断するのではなく、専門家の意見を参考にすることで、より良い判断ができるでしょう。

6. ホーム選びと売却計画の同時進行

自宅の売却と老人ホームへの入居を滞りなく進行させるためには、これらを同時並行で進行することをおすすめします。
老人ホームを選び、入居が決まった後に自宅売却を考えると、タイミングが合わない可能性があります。
また、売却が予定より遅れた場合、入居資金に困ることも考えられます。

7. 家の状態と売却価格

自宅の状態は売却価格に大きな影響を与えます。
状態が良ければ良いほど、価格は上がります。
しかし、全てを修繕してから売却すると修繕費用がかさんでしまうこともあります。
そのため、どの程度の修繕を行うかは慎重に考える必要があります。

8. 家族との相談

自宅売却は、単なる金銭的な問題だけでなく、家族の思い出が詰まった場所を手放すという精神的な側面もあります。
そのため、家族全員で話し合い、理解と協力を得ることが大切です。

9. 高齢者向け住宅売却サービスの活用

高齢者が自宅を売却する際、専門的な知識や手続きが必要となります。
そのため、高齢者向けの不動産売却サービスを利用することを考えてみてください。
これらのサービスは、高齢者のニーズに合わせた対応をしてくれ、安心して売却を進めることができます。

10. 安易な売却を避ける

自宅売却は一度きりの大きな取引です。
そのため、時間をかけて慎重に進めることが必要です。
簡単に最初のオファーを受け入れるのではなく、複数の不動産業者から見積もりを取るなどして、最善の選択をするようにしましょう。

以上、自宅売却にあたっては市場価格や売却タイミング、資金計画の見直し、税金の問題、そして専門家との相談など、慎重に考えるべき点が多いです。
適切な計画と専門的なアドバイスにより、スムーズな売却が可能となるでしょう。

持ち家の売却はアリスの会にご相談ください

アリスの会では、「人生の締めくくりを自分らしく」を大切にしたサポートを行なっております。

不動産売却について、専門家による相談を承っていますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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